Bungy's Cafe ~遠野から山梨へ~
1年半の被災地支援の働きを終え遠野から山梨に遣されたバンジーです。 被災地支援の働き、遠野の暮らしを書いてきましたが、 今度は、山梨で新しい家族の甲斐犬紫狼(シロー)を迎え、 共に過ごす日々の暮らしを、季節の移り変わりにあわせて伝えたいと思います。
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新年2度目の被災地訪問
昨日の話です。
昨日は仮設を訪問してきました。いつも訪問させていただいているところです。
まず、吉里吉里の仮設手前で一人で自宅を建てなおしているおじさんのところに顔出しに行きました。奥さんと住んでいた家を再建して何とか住みたいのだそうです。年末に電気がやっと通って、年明けに水道もやっと復旧したそうです。12日なので一日遅れですがということでお花を渡しました。

その次は、そこからすぐの仮設で一人暮らしをしているおじさん。津波で奥さんも家も、漁師の仕事道具もすべて流されてしまって、心も一緒にどこかに流されてしまったおじさんです。一日遅れですがと、お花を渡すと下を向いて泣き始めてしまいました。震災の中で人のエゴも見てしまい、何もやる気も起きず、生きる希望を失っています。会うのは2回目ですが前回も今回も、どうしてこんなふうになって生きていかねばならないのか?と問いかけられました。私には答えるすべがありません。10月まで牧師をさせていただいていましたし、今でもキリスト者として、信仰者として生きているのにも拘わらず答えられないのです。
ただ、私はおじさんを忘れないでいつも祈ってるから、また来させてね、と伝えるのが精いっぱいでした。


その次は、大槌町の小鎚川沿いの奥にある仮設訪問。いつも大変お世話になるおばさんがいなかったので、もう一人いつも気にかけているおばあさんのところへ。正月明けに訪問した時にはいなかったので、年明け初の顔合わせでした。おばさんも喜んで迎えてくれ、家のなかに「片付いていないけど入って、お茶っこ飲んでってけろ」と招き入れてくれました。そして正月に子どもさんや親戚、友人がたくさん訪ねてきてくれた、と楽しそうに話してました。初めてお会いした時は、ほとんどしゃべることのないおばあさんだったのですが、今はとても元気になりました。少しずつ感情を表に出すことができるようになってきているように感じました。でも、まだまだいろんな辛苦、悲哀が心の中の多くの部分を占めているのを知っています。それだけに、元気で楽しそうにしゃべっているのを聞いて、余計にうれしく思えました。お茶うけには「マヅボ」という三陸特産の海草(ネットで調べたら「松穂・まつぼ、松藻・まつも」とも言うらしいです・・・かなりいけますよ!)、そしてあんころ餅やクルミ餅をごちそうになって、私も大喜びでした(笑)。


最後に、うちの奥様を最近新装オープンしたショッピングセンターに降ろし、私は仮設店舗で営業している床屋さんに行ってきました。これも立派な、被災地の経済支援ボランティアなのだ。

これで仮設店舗の床屋さんは2回目。前回の床屋さんは話し出したら長くて2時間以上頭をいじってくれて、話をしてしまったんですよね。で、今度は別の床屋さんへ行ってみました。前回の床屋さんも、知人や空手の先生を津波で流されたって言ってたけど、今度の床屋さんとも震災の時のいろんな話をしました。家族全員何とか無事だったけど、店舗を兼ねた自宅が燃えてしまった、ということ。大槌町は津波でこわされたGSやいろんな店から流れでた油、ガソリンに火がついて火災が起きて、津波と火災の二重の被害を受けた場所なのです。床屋さんも店舗兼住宅が津波は何とか耐えたけれど、出たあ火で燃えてしまった。店は何とか元の場所でやりたいけれど、住むのはもう嫌だそうです。
そんなこんなで、ちょびっとさっぱりした髪型になったバンジーでした。


仮設に行く途中、釜石付近で札幌教会の大輔牧師から電話をもらっていたので折り返しの電話。車いすをくださる方がいるが遠野VCの関係で必要ないか、とのこと。さっそく、小鎚の仮設にあるグループホームに確認しましたが残念ながら、そこでは必要ないとのことで大槌町の社会福祉協議会に行って確認したら、町の福祉課に確認してくださいと・・・。そこで、今度は福祉課の包括支援センターに行きました。そこでは、感謝して受け取ってくださるとのこと!ああ、よかった!思いがけず、町の福祉課長さんと担当者とも名刺交換し顔つなぎができたので、今後この手の献品や支援物資が手に入ったら相談に来よう!



さて、遠野の話。
今朝の遠野は雪でした。片栗粉のように細かい雪が降っていました。

昨夜というか今朝早くに、尻が痛くなりました。寝相が悪く、気が付かないうちに布団がずれて、ちょうど尻だけが布団からでる格好で寝ていたようです。寒い日に外を歩いていて、耳とか鼻とか冷たさのあまり痛く感じることがありますよね。ようはそれです。でも家の中で寝ているときに寒くて布団から出ている部分が痛くなるのを、関東以西の皆さん想像してみてください。尻に火がつくことはしょっちゅうあるんですが、尻が凍み付くのは初めてでした!
でもこれが「遠野」なのです。
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コメント
無題
こんにちは。

心をどこかに流してしまったおじさんのために、私も祈らせていただきます。
みんな家族を失ったら、おじさんと同じ様になってしまうかもしれませんね。

辛い文章を書くことになるかもしれませんが、私たちにどうぞ現状をお伝えください。

あと、お尻お大事にね。
[2012/01/15 20:39] URL | Mika #- [ 編集 ]


マスコミの報道では全く伝わらない現状、ありがとう!!
こちらとは全く違う環境なんですね。そしてまだまだ、震災の傷が深く残ってる・・・・
震災以降、普段と変わらない生活を送ってる自分にとっては想像すら出来ない現状を知ってなんとも言えない気持ちになりました。
その様な中、徐々にかも知れませんが地元の方たちと心のつながりが出来てきたことを嬉しく思っています。
頑張りすぎず、でも、頑張って欲しいです!!
[2012/01/16 00:10] URL | たけま #- [ 編集 ]


あれから一年、簡単に元に戻る事の出来ないほどの被害ですよね。

遠く離れた場所で、大した被害もなく暮らしている私ですら、恐怖心が残っています。
家族や知人を亡くされたり、負傷されたり、財産を無くされたり、更には過酷な生活環境での生活を余儀なくされているのですから、想像以上の心労とお察しします。

何もできないでいる自分が情けないです。

地震がまだまだ頻発していますね。
被災地の皆さまが安全でいられますよう、そして、明るい明日が一日も早く訪れますよう、心よりお祈りしています。

それから、バンジー君と奥様の勇気と行動力を誇りに思い、いつも無事にいられる事とご活躍をされる事を祈っています。
[2012/03/17 13:25] URL | TOKO #- [ 編集 ]


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